2011年11月20日 礼拝説教要旨

主題聖句 「神の霊によって礼拝し、キリスト・イエスを誇りとし、…」   

フィリピの信徒への手紙第3章3節

説教主題 「キリスト・イエスを誇る」

 フィリピの信徒への手紙を読んでいると、神が与えてくださる喜びがまるで波状攻撃のように迫ってきます。ところが、第3章2節からは立て続けに「注意しなさい」「気をつけなさい」「警戒しなさい」とガラっと調子の変わった言い方になります。〝喜びの手紙〟からまるで〝戦いの手紙〟になったかのようです。非常に激しい調子です。

警戒を促されている相手は外部から、教会を迫害して、教会を潰そうとする人々ではありません。教会を誘惑し、正しい信仰から引き離し、間違った信仰に引っ張り込もうとするのです。

このような間違った信仰に迷わされないための方法は「キリスト・イエスを誇りとする」ことです。

 誇りはあながち悪いものとばかりは言えません。「人間としての誇り」を保たなければ、生きがいを失ってしまうからです。しかし、自分の尊厳を保つ「誇り」にも罪が忍びこんできて、誇ってはいけないことまでも誇るようになります。自分を誇るようになると傲慢に陥ります。それが特に救われることに関係してくるのです。イスラエルの人々は「割礼を受けているのだから、神が私たちを救ってくださるのは当然ではないか」と考えるようになります。それを突き詰めてゆけば、イエス・キリストによる救いが絶対的なものにならなくなります。

 「キリスト・イエスを誇りとする」とはキリスト以外に救いは無いと確信し、全面的により頼み、キリストを心から喜ぶことなのです。

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