わたしたちについて

教会のご案内

私たちは包括団体である日本アライアンス教団に属しています。19世紀の後半に米国ではキリスト教が伝えられていない国に宣教師を送ろうという運動が盛んになりました。その団体のひとつがクリスチャン・アンド・ミッショナリー・アライアンスです。明治時代の後半、その宣教師が広島県三次市に宣教を開始しました。そして、大正時代から広島市、福山市、松山市、など広島県・愛媛県を中心に各地に教会を生み出してゆきます。
これらの教会は第2次世界大戦中の国策により、日本キリスト教団に吸収統合されました。しかし、1951(昭和26)年、戦前のアライアンスゆかりの諸教会が日本キリスト教団を離脱し、日本アライアンス教団を創立しました。広島、愛媛、以外に、横浜、大阪、東京、名古屋、福岡、千葉、埼玉、などの主要都市にも教会が広がっています。
※私共は、モルモン教、エホバの証人、統一教会とは関係ありません。

教会の歴史

私たちの伝道は、1918(大正7)年米国のT.R.フランシス宣教師によって始められました。戦前は湊町にあった会堂が、空襲により焼失したため、戦後まもなく、三番町5丁目の現在の地に移転、会堂を建てました。
戦前・戦後40年近く伝道された 緒方繁造牧師、ミス.フランシス宣教師を始め、歴代の牧師が宣教活動に当たり、現在に至っています。
また、キリスト教主義の情操教育を願い、附属松山のぞみ幼稚園を開園しました。この園は、建学の精神を尊びながら、学校法人立の幼稚園として、市内来住町で保育を続けています。
戦後55年間、落ち着いた佇まいで地域にも馴染んでいた木造の会堂はその役目を終えました。
そして2007年3月に同じ場所に新会堂を竣工しました。

私たちの信仰

私たちの教会は、いわゆる福音派に属する、オーソドックスなプロテスタント教会です。特殊な教理を主張するものではありませんが、アメリカのアライアンス教会の信仰の系譜を受け継いでおり、「四重の福音」を強調点として受け入れてきました。米国の団体のロゴはこの「四重の福音」を象徴的に表しているので説明を加えておきます。

  1. 救い主キリスト…十字架。
  2. 潔め主キリスト…右手の水の入ったグラス。
  3. 癒し主キリスト…左手のオリーブ油が入ったポット。
  4. 再臨の主キリスト…王冠。

牧師の紹介

プロテスタントの教派で通例呼ぶように私たちの教会でも「牧師」と呼ばれている職務の人がいます。包括団体である日本アライアンス教団で資格を認定された者から選ばれます。
 牧師は、主日礼拝や祈りの集いで聖書から話をしたり、葬儀告別式、結婚式などを司ります。また信者の方々の相談にも応じます。初めての方もご相談ください。相談された内容を他言することはありません。
 現在は 三好晴夫(みよし はるお)牧師が奉仕に当たっています。

<牧師の略歴>
 牧師、三好晴夫は、広島県呉市にて出生。呉教会で信仰に導かれ、山口大学教育学部、日本アライアンス神学校卒業。その後、広島南伝道所、広島瀬野川、狭山(埼玉県)の各教会にて伝道牧会。2016年より当教会へ赴任、現在に至っています。