2022年3月27日 礼拝説教要旨

きょうどう-2022年 No.13 栄光に輝くキリスト

すると、雲が現れて彼らを覆い、雲の中から声がした。「これはわたしの愛する子。これに聞け。」 

               マルコによる福音書 第9章7節

 

 今日の箇所に示されている出来事は、大変神秘的な、まばゆいばかりの幻のような出来事です。これまでガリラヤ湖畔で人々に神の言葉を語られたり、病気の人を治してあげられたりと一日中汗水流して歩き回っておられた主イエスのお姿に比べると、違いが大きく、状況説明が難しいです。しかし、この光景を目撃した弟子のペトロたちには感激と感動があり、のちに主イエスが復活された後に、この時見た栄光に輝く主イエスのことを人々に語り伝えたのです。そのペトロたちの証言を福音書に記録し、この出来事が事実であることを伝えているのです。

高い山の上で主イエスが栄光に輝く姿に変えられたとき、モーセとエリヤが現れ、主イエスと語り合ったとあります。神の律法を代表するモーセ、預言者を代表するエリヤが、主イエスと何を語り合ったのでしょうか。ルカ19:31に「イエスがエルサレムで遂げようとしておられる最期について話していた」とあります。主イエスがエルサレムで十字架につけられ、人類の救いを成し遂げられるのです。この神の救いの御業が話し合われたのです。この時、雲の中から声がありました。この苦難の道に進まれる主イエスを受け入れるという父なる神の御声です。