2022年2月6日 礼拝説教要旨

きょうどう-2022年 No.6 岩の上に建てた家

「そこで、わたしのこれらの言葉を聞いて行う者は皆、岩の上に自分の家を建てた賢い人に似ている。 

                    マタイによる福音書 第7章24節

 

 今日の箇所は、「山上の説教」の締めくくりのところです。これまでこの教えの中で、主イエスは、神を信じる人々が、神からどのような祝福を受けるのかを約束され、彼らに、地の塩、世の光という使命を託されました。旧約で教えられてきた律法(戒め)に対して、ご自身の言葉で、兄弟を裁かず、神の家族として彼らを愛しなさい。神は私たちをどう愛しておられるかを知って、愛しなさい。神は私たちを養っておられて、私たちの必要をご存じである。神のご支配を求めなさい。神は与えてくださると、主イエスは権威をもって語られました。

 

このように語られる主イエスの言葉を聞いて行う人になってほしいと願い、主イエスは、岩の上の家と砂の上の家のたとえを語られました。岩の上に建てられた家も、砂の上に建てられた家も、その時はその違いは見えません。しかし、先になって雨が降り洪水が起こったとき、土台がしっかりしていない家は崩れ、岩の上の家は洪水の中も揺れ動かされず守られます。人生に何かが起こったとき、世の終わりの裁きがあったとき、土台として、主イエスの語られた言葉を信じて生きているならば、私たちは守られるのです。主イエスの言葉を聞いて従いましょう。