投稿者: matsuyama-allian
2023年6月4日 礼拝説教要旨
きょうどう-2023年 No.23 イエスは救い主
あなたがたが十字架につけて殺したイエスを、神は主とし、またメシアとなさったのです。」
使徒言行録 第2章36節
先週28日、聖霊が降ったことを記念する礼拝を持ちました。
主イエスが天に上られた後、弟子たちはじめイエスを信じる人たちが約束の聖霊を求めて、一か所に集まって祈っていたところ、五旬節というユダヤ人の祭りの日に、祈っていた彼らの上に聖霊が降り、聖霊に満たされ、聖霊が語らせるままにほかの国々の言葉で語り出したのです。
エルサレムに集まって来ていたユダヤ人たちが、その大きな物音を聞きつけて集まって来たとき、弟子たちの大胆に語っている姿を見て大変驚きました。新しいぶどう酒に酔っているとあざける者もいました。
そこでペトロは、声を張り上げて語り出したのです。自分たちがこのように語るのは、預言者ヨエルの預言の通り、神の霊が注がれたのだと語りました。皆さん、ナザレの人イエスのことを、なさった御業を見てよく知っているのに、あなたがたはこの方を総督ピラトに訴えて十字架につけて殺してしまいました。こうなったのは、神の定められた計画であり、神のあらかじめご存じのことでした。しかし、神はこのイエスを死の苦しみから解放して復活させられたのです。自分たちはこのイエスが復活され、復活の姿を現わされたのを見た証人です。この方は神の右の座に上げられて約束の聖霊を送ってくださったのです。 ですから、十字架に付けられたイエスを、神は救い主となさったと知るべきです。
2023年5月28日 礼拝説教要旨
きょうどう-2023年 No.22 聖霊の降臨
すると、一同は聖霊に満たされ、“霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。 使徒言行録 第2章4節
本日は、聖霊降臨日です。ペンテコステ(第五十)とも言われます。
復活された主イエスが天に上られる前に、弟子たちに「聖霊が降る」ことを約束しておられました(ルカ24:49、使徒1:5)。それで彼らは皆一つ所に集まって心合わせて熱心に聖霊を祈り求めて待っていました。
「五旬祭」。五十日目の祭。ギリシャ語で「ペンテコステ」と呼ばれるユダヤ教の祭の時も、彼らが一つになって集まっていたところ、突然激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、彼らの座っていた家中に響き、炎のような舌が分かれ分かれに現われ、一人一人の上にとどまったのです。すると、一同が聖霊に満たされ、聖霊が語らせるままにほかの国々の言葉で語り出したのです。彼らが聖霊に導かれて、大胆に語り出したのです。
彼ら弟子たちは、人前で語る勇気を持っていない人たちでしたのに、そんな彼らが今、人々の前で大胆に語り始めたのです。しかもほかの国々の言葉を語り出したのです。その物音を聞きつけて集まって来た天下のあらゆる国から帰って来た信心深いユダヤ人たちは、目の前で弟子たちが自分の故郷の言葉で神の御業を語るのを聞いてあっけにとられてしまいました。聞いている人々自身が、理解できる言葉で語られたのです。このような証しによってキリストを信じる人々が起こされたのです
2023年5月21日 礼拝説教要旨
きょうどう-2023年 No.21 託された大切な使命
だから、あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。
マタイによる福音書第28章19節
このみ言葉は、復活された主イエスが天に上げられる直前に、地上に残していく弟子たちに託された大切な使命です。
この使命を伝える前提が、「わたしは、天と地の一切の権能を授かっている」という主イエスの権能です。主イエスは、権威ある教えをなさり、人の罪を赦す権威をお持ちであり、病や悪霊を追い出す建機をお持ちの方でした。その方が、神の御心に従い、十字架の死にまで従われましたが、神の御力によって死者の中から復活され、すべての支配と権威の上に立たれたのです。イエスは主であり、すべてを支配しておられます。この偉大な権能をお持ちの主イエスが、弟子たちに、そして主イエスを信じる者たちに託された使命がこれです。「行って、すべての民を主イエスの弟子とする」ことです。
すなわち、主イエスがまことの救い主であると人々に知らせることです。それは、主イエスが私たちを愛し、私たちを救うために、ご自分のいのちを捨てて救いを成し遂げられたお方だからです。この愛と救いによって私たちは神の前に罪赦され、救いを頂きました。この救いによって私たちは生かされています。すべての人にも、自分が受けた救いを受けて幸せになってほしいものです。私たちの愛する家族や友が、主イエスが救い主であると知ることができますように信じて祈ろう。