きょうどう-2023年 No.19 友と呼んでくださる主
もはや、わたしはあなたがたを僕とは呼ばない。僕は主人が何をしているか知らないからである。わたしはあなたがたを友と呼ぶ。
ヨハネによる福音書第15章15節
私たちは、キリストを主と信じ、キリストの尊い血によって買い取られた者たちです。すなわち、キリストの奴隷です。罪の奴隷であった者でしたが、キリストの血によって買い取っていただき、キリストの奴隷となった者たちです。しかし、主イエスはこう言われました。あなたがたを僕とは呼ばない。わたしはあなたがたを友と呼ぶと言われました。何という特権でしょうか。キリストが「わたしの友」と呼んでくださる間柄に私たちを入れてくださったのです。
昔アブラハムは「神の友」と呼ばれました。「神の友」と呼ばれたアブラハムに対して、神はこう言われました。「わたしが行おうとしていることをアブラハムに隠す必要があろうか」(創世記18:17)神はアブラハムにご自分のしようとしておられるご計画を示されたのです。
そのように、私たちキリスト者にも主イエスは「友」と呼んでくださいます。ということは、父なる神から聞いたことを皆私たちに知らされるのです。主イエスは、これからなさろうとしておられるすべてのご計画、御心を私たちに示してくださるのです。主イエスは私たちのために命を捨てて私たちを愛してくださいました。それゆえ、私たちは、主の御心をいつでも知ることができるのです。