きょうどう-2022年 No.24 子どものように信じる
しかし、イエスはこれを見て憤り、弟子たちに言われた。「子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである。
マルコによる福音書 第10章14節
本日は、「こどもの日」「花の日」という教会の記念日にふさわしいこととして、礼拝で子どもの祝福を祈る時を持とうとしています。そういうことで、子どもを祝福するとはどういうことかを学びたいと思います。今日の箇所で、主イエスに触れて頂こうと、親たちが子どもたちを連れて来ました。主イエスはそれを喜ばれ、その子供一人一人を抱き上げ、手を置いて祝福されたとあります。主イエスが子どもたちを祝福されたことで、親も子も大いに励まされたことと思います。
その時、弟子たちはこの親子たちを叱って追い返そうとしたのです。主イエスは多くの人々に教えておられてお忙しいから、騒がしい子どもたちが近づくのは邪魔だろうという弟子たちの判断でした。しかし、主イエスはそれを見て憤り、弟子たちに注意しました。子どもたちを追い返すな、来させよ。主イエスは子どもたちを受け入れておられたのです。それは、主イエスがいつも教えておられる「神の国」は、このような子どもたちのものだからなのです。神の国、神様が治めるご支配は、子どもたちがいるところです。神は子どもたちを受け入れておられるのだから、子どものように神の支配を受け入れよと教えられたのです。