きょうどう-2022年 No.23 聖霊が降(くだ)る
すると、一同は聖霊に満たされ、“霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。 使徒言行録 第2章4節
本日は、教会の誕生を記念する聖霊降臨日です。五旬祭(ペンテコステ)とは、過越祭から50日目でユダヤにおいて小麦の刈入れを終えて、その収穫を感謝する祭でした。自然の恵みに感謝する五旬祭の日に、イエス・キリストの弟子たちに約束の聖霊が降り、聖霊に満たされた弟子たちが大胆にキリストの御業を語り始めたのです。この恵みが与えられて、イエス・キリストを信じる人々が起こされて、信じる群れが誕生したのです。この時キリスト教会が誕生したのです。
復活された主イエスが天に上げられるとき、主イエスは聖霊を送ることを弟子たちに約束されました。それで彼らは皆、一つ所に集まって聖霊を祈り待っていました。そしてこの五旬祭の時も、集まって祈っていたところ、突然激しい風が吹いてくるような音が天から聞こえ、炎のような舌が分かれ分かれに現れて、一人一人の上にとどまりました。すると、一同が聖霊に満たされ、聖霊が語らせるままに他の国の言葉で話し出したのです。まさに聖霊の御業です。
その物音を聞き受けて集まって来た人々は、そこで弟子たちが大胆に自分たちの故郷の言葉で神の御業を語るのを聞いて非常に驚いたのです。この伝道によってキリストを信じる人々が起こされていくのです。