2021年5月16日 礼拝説教要旨

天に上げられたイエス

三好 晴夫 牧師

ルカによる福音書 第24章44-53節

主題聖句:そして、祝福しながら彼らを離れ、天に上げられた。

ルカによる福音書 第24章51節

主イエスが死人の中から復活されて40日後、弟子たちを残して天に上げられました。その間に主イエスがなさったことは、彼らに以前教えておられたことを再教育されたことです。その一つが、メシアについて聖書に書かれていたことは、このわたしにおいて実現したと説明されたのです。それは、主イエスが前もって弟子たちに語っていたこと、すなわち、ご自分が異邦人に引き渡され、苦しめられ、殺されるが、復活するということが、イエスにおいて起こったと説明されました。それを理解できるように彼らの心の目を開かれました。より理解が深まったことでしょう。

 その上で、主イエスの御業によって与えられる罪の赦しは、悔い改める時に与えられる。その恵みを受けたあなたがた弟子たちに、その証人として自分の受けたこの恵みを宣べ伝えるようにと宣教の使命を託されたのです。そうできるための力として、「高い所からの力」(聖霊)が送られると約束され、それを、今いる場所で待つように勧められたのです。

このような信仰と使命を弟子たちに託された後、主イエスは彼らを祝福され、その祝福の内に天に上げられていかれました。主イエスは地上を去っていく最後の最後まで、彼らを祝福し続けながら天に帰って行かれました。それは天に上げられてもそのまま継続して、祝福し続けていて下さることを示しているのではないでしょうか。今も永遠に祝福しておられます。

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