2021年2月21日 礼拝説教要旨

荒れ野の試み  

三好 晴夫 牧師

マタイによる福音書 第4章1-11節

 

      

主題聖句:イエスはお答えになった。「『人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる』と書いてある。」 

       マタイによる福音書 第4章4節

 教会の暦で「受難節」(レント)の季節に入りました。これから40日間、主イエス・キリストが救い主としてどのような苦しみを味わわれ、人々を救う道にお進みになられたのかを覚えます。今日は第一主日として、主イエスが荒れ野で悪魔の試みに遭われた箇所を読みます。悪魔は神に逆らうように仕向けてくる霊的存在です。主イエスを、そして私たちをも神に信頼しないように仕向けて来るのです。まさに霊的な戦いです。

 

 

悪魔のした第一の試みは、主イエスが荒れ野で40日間断食した後、空腹を覚えられた時にありました。空腹の最中、誘惑する者が主イエスに「あなたは神の子なのでしょ。ならば、辛い空腹を我慢しないで目の前の石をパンになるように命じたらどうですか」と誘惑して来たのです。この誘惑は、あなたは神の子なのだから、神に頼らず、自分の力でこの石をパンにしなさいという誘惑です。鋭い誘惑です。

 

 

すぐに主イエスは「人はパンだけで生きるのではなく」と申命記8章の言葉を持って答えられたのです。人は、食べ物を必要としていますが、それだけで生きるのではない。昔イスラエルの民が荒野で食べ物がなくて困った時、マナという不思議な食べ物をよって神は彼らを毎日養われた。そのように神の与えられる命の糧(言葉)によって生かされるのだと。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です