2020年9月20日 礼拝説教要旨

 復活の望み 

三好 晴夫 牧師

テサロニケの信徒への手紙 一  第4章13-18節

 

主題聖句: イエスが死んで復活されたと、わたしたちは信じています。神は同じように、イエスを信じて眠りについた人たちをも、イエスと一緒に導き出してくださいます。 

テサロニケの信徒への手紙 一 第4章14節

 

私たちは、先に天に召された愛する家族を覚えて、その方々の歩んだ生涯、主に頼って過ごされた信仰の日々を覚えてここに集まっています。

 

天に召された方々は、ご遺族にとって愛する家族です。教会員にとっては一緒に歩んだ信仰の先輩であり、信仰の友です。これらの方々と過ごした日々を思い返すと、昨日のことのように思い、悲しみに溢れます。

 

そんな悲しみの中にある私たちは周囲の方々の温かな言葉や慰めを受けて慰められてきたことでしょう。今日は、私たちの悲しみを和らげる望みが主の言葉にあることを覚えたいのです。それは、主イエス・キリストにつながることによって与えられる望みです。

 

キリストにある復活の望みは、この世で過ごしていた私たちの肉体が滅びても、主が備えられた永遠の家に迎えられることです。その家に迎えられて、世を去った信仰の先輩たちと共に終わりの日の体の復活を思って待っているのです。主を信じて過ごした愛する家族は、苦しみの中も、主が守って天に迎えてくださるとの約束を思い、主の命の中に生かされると信じて過ごされ、そして今、主のもとで主と共にあると信じます。

 

そのように、私たちも、キリストが復活されて天に上げられたように、キリストを信じて、キリストと共に死から復活されて主と共に住むという約束を覚えて、お互いに慰め合い、主に支えられていきたいものです。

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