2020年4月19日 礼拝説教要旨

 平安があるように

三好 晴夫 牧師

ヨハネによる福音書 第20章19-31節

 

主題聖句:そこへ、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。       

ヨハネによる福音書 第20章19節

 

「平和があなたがたにあるように」と主イエスが弟子たちのところに来てと言われたのです。「平和があるように」という言葉は、ユダヤ人の挨拶の言葉であるヘブル語の「シャローム」であったことでしょう。「シャローム」の言葉は、神様が共におられるから安心だという意味です。この言葉を使って主イエスは弟子たちに呼びかけられたのは、単なる挨拶以上の意味があったと思います。

 

この時の弟子たちは、ユダヤ人を恐れていました。主イエスを捕えて十字架に付けたユダヤ人たちが、今度は自分たちを捕えて十字架に付けるのではないかと恐れていました。それだけでなく、主イエスが捕えられたとき、自分たちが主イエスを見捨てて裏切って見殺しにしてしまったという申し訳ない思い、罪責感に悩み苦しんで、恐れを感じていたのです。その彼らのところに主イエスは現れて「平和があるように」と呼びかけられたのです。この「平和」は、世が与える一時的なはかない平和とは違う、主イエスご自身の平和です。いついかなる時にも与えられる永続する平和です。その平和を復活された主イエスが彼らに、そして私たちに与えられるのです。

 

そう語られた後、ご自分の両手の釘跡と、脇腹の傷跡をお見せになったのです。その傷跡は主イエスが十字架で彼らの罪を贖ったとのしるしでした。あなたは裁かれず赦されたと示し、平安を与えられたのです。

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