2020年1月19日 礼拝説教要旨

 来なさい。そうすれば分かる

三好 晴夫 牧師

ヨハネによる福音書 第1章35-51節

 

 

主題聖句: イエスは、「来なさい。そうすれば分かる」と言われた。そこで、彼らはついて行って、どこにイエスが泊まっておられるかを見た。そしてその日は、イエスのもとに泊まった。

             ヨハネによる福音書 第1章39節

 

最初にイエス・キリストを救い主と信じる信仰を持った人、それは、洗礼者ヨハネの弟子たちですが、どのように信じるようになったのか。

 

洗礼者ヨハネが主イエスを見つめて、「見よ、神の小羊だ」と証言したので、それを聞いたヨハネの弟子たちは深く心揺り動かされ、この方をもっと知りたいと、イエスのあとに従いました。その姿を見たイエスは振り返り、「何を求めているのか」と尋ねられました。こう問われた彼らは「ラビ、どこに泊まっておられるのですか」と尋ねました。彼らは、今こんなところで立ち話でわかるものではないという思いがあったのでしょう。どこまでもイエスについていくことによって、得ることができると考えたのでしょう。それで先生の泊まっているところに自分も行きたいと求めて尋ねたのでしょう。

 

すると、イエスはこう言われました。「来なさい。そうすれば、分かる」と。この言葉は、御自分の泊まっている場所がどこか、来てみたら分かりますという意味だけのものではなく、まずイエスを信じて、イエスのおられるところにとどまりなさい、そうすればイエスがどんな方か分かります、という意味も込められています。神様が分かり、救い主が分かるのは、まず信じてみることです。信頼してみて分かるのです。

 

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