2019年9月8日 礼拝説教要旨

信仰に踏みとどまるように

三好晴夫 牧師

使徒言行録 第14章19-28節

 

 

主題聖句:弟子たちを力づけ、「わたしたちが神の国に入るには、多くの苦しみを経なくてはならない」と言って、信仰に踏みとどまるように励ました。                   使徒言行録14章22節

キリストを信じて歩む道には、色んな苦難も経験することがあります。それゆえに信仰を持ち続けるために、み言葉からの励まし、信仰の交わりの励ましがぜひとも必要です。

 

パウロたちが力強くキリストの福音を伝えたところ、多くの信じる者が起こされましたが、同時に信じようとしない人たちから迫害を受けることもありました。遂にリストラで、遠くからやって来たユダヤ人が群衆を巻き込んでパウロに襲い掛かり石を投げつけたのです。パウロは死んでしまったと思われました。でも、パウロは突然起き上がり、町に入って行き、伝道を継続したのです。そして、再び今まで伝道してきた町々に引き返したのです。それは、信仰を持った人たちの心を励まし、信仰に踏みとどまるように励ますためでした。

 

そうしたのは、迫害を受けたのは伝道者だけではなかったからです。信じて間もないクリスチャンたちも大きな試練に遭っていたからだと思われます。彼らは信じてまだ日が浅かったので、迫害の苦しみに耐えられず、信仰を捨ててしまう危険もあったからです。だから、彼らのところに戻って行き、彼らを励まそうとしたのです。「信仰に踏みとどまる」とは、神の恵みに留まることであり、主から離れないで留まることです。私たちも主の励ましを受け、信仰に踏みとどまりたいものです。

      

 

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