2019年7月7日 礼拝説教要旨

  神の救いのみわざ

三好 晴夫 牧師

使徒言行録 第13章4-12節

 

主題聖句:パウロとも呼ばれていたサウロは、聖霊に満たされ、魔術師をにらみつけて、言った。「ああ、あらゆる偽りと欺きに満ちた者、悪魔の子、すべての正義の敵、お前は主のまっすぐな道をどうしてもゆがめようとするのか。」     

    使徒言行録 第13章9,10節  

バルナバとサウロが、聖霊に送り出されて、キプロス島に入ってユダヤ人の会堂で神の言葉を告げ知らせて行きました。そんなとき、彼らのうわさを聞き付けた地方総督セルギウス・パウルスという賢明な人物が、二人を招いて、神の言葉を聞こうとしました。すると、総督のもとで側近のように仕えていたユダヤ人魔術師が、二人に対抗して、総督をこの信仰から遠ざけようとしたのです。もしかしたら、この信仰に総督が関心をもって深入りしたら、自分たちの地位や生活が脅かされると思ったのかもしれません。

 

今日も、多くの方々が、聖書を知りたい、信仰を知りたいと求めておられます。誰に相談したらよいかということで、身近な人たちに相談することでしょう。その場合、正しい信仰を示してくれる人に出会って正しいことを聞くならば幸いですが、キリスト教を快く思わない人に相談して、妨げられてしまうこともあるかもしれません。

 

せっかく信仰を求めている人の求めを妨げてしまうことは大変悲しいことです。パウロは、妨げようとしたこの魔術師に対して、厳しくとがめています。主の道を求めようとしているのにそれをゆがめてはいけません。そのためにまず私たち自身主の道を知って生かされましょう。

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