2019年2月17日 礼拝説教要旨

 御言葉を聞く

三好 晴夫 牧師

ルカによる福音書 第8章4-15節

 

主題聖句:イエスは言われた。「あなたがたには神の国の秘密を悟ることが

許されているが、他の人々にはたとえを用いて話すのだ。     

ルカによる福音書 第8章10節

        

 主イエスは人々に神の国を宣べ伝えられる時、よく、たとえを用いて話されました。そのたとえ話の一つが今日の箇所にある、種を蒔く者が種を蒔いたという話です。その種を蒔く人が種を蒔いたところ、ある種は道端に、ある種は石地に、ある種はいばらの中に、ある種は良い土地に落ちました。それらの種はその後どうなったかを主イエスは話されたのでした。

 

この話が終った後、弟子たちはこのたとえの意味を主イエスに尋ねたのです。その時、主イエスは答えられたのが上記の言葉でした。神の国の秘密は他の人々には理解するのは難しいのでたとえで語られるのです。しかし、主イエスを信じるあなたがたには、神の国の秘密を悟ることが許されていると言われました。あなたがたには神がその秘密が分かるように明らかにしてくださるというのです。

 

そして彼らにこのたとえの意味を教えられました。種を蒔く者の蒔く種が、どのような土地に蒔くかによってその後の成長が違って来る。種とは、神の言葉であり、主イエスの伝える神の言葉を人がどのような心で聞いていくかによって違って来るというのです。主の語られる恵みの言葉を「立派な善い心で」信じて聞く時、実を結ぶのです。

 

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