2018年11月4日 礼拝説教要旨

 すべての人の主

三好 晴夫 牧師

使徒言行録 第10章34-48節

 

 

主題聖句:「この方こそ、すべての人の主です」

    使徒言行録 第10章36節

 

 今日の箇所は、使徒ペトロが今ようやくはっきりとわかったこととして、ローマ人コルネリウスとその家族と友人たちに対して、イエス・キリストの福音を語っている個所です。ここには、イエス・キリストの福音が短く手際よくまとめられています。

 

第1のポイントは、「神がイエス・キリストによって平和を告げ知らされた」と語ります。神から遣わされたナザレの人イエスが油注がれた者として、人々を助け、苦しめられている人たちをすべて癒される業をなさいました。

 

第2点として。人々はイエスを救い主と認めることができず、木にかけて殺してしまいました。神に呪われたもの(申命記21:23)として殺されました。イエスが殺されたのは、イエスを殺そうとする人々の罪に対する神の呪いを身代わりに引き受けて死なれたのです。神に呪われたイエスを、神は捨てて置かれず、三日目に復活させられて、人々の前に現されました。ペトロと弟子たちに現れて彼らを受け入れられました。

 

第3点は、この方を信じる者は誰でもその名によって罪の赦しが受けられるのです。イエスを自分のための救い主として信じるならば、それだけでその人の罪が赦されるのです。

 

この福音こそ、神を知らず聖書を知らずに生きていた異邦人や日本人にとって救いの言葉ではないでしょうか。

 

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