2018年4月22日 礼拝説教要旨

岸辺に立っておられる主

三好 晴夫 牧師

ヨハネによる福音書 第21章1-14節

 

主題聖句:イエスは言われた。「舟の右側に網を打ちなさい。そうすればとれるはずだ。」そこで、網を打ってみると、魚があまり多くて、もはや網を引き上げることができなかった。

  ヨハネによる福音書 第21章6節

               

復活の主イエスがガリラヤ湖畔で弟子たちに現れた出来事です。彼らは、ガリラヤに集まっていました。それは、主イエスが復活の日の朝、婦人たちに弟子たちへの伝言として、彼ら弟子たちにガリラヤに行きなさい、そこでわたしに会えるという約束があったからです。

 

それを期待して、ガリラヤに来たのですが、主イエスはどこにも見当りません。それで今出来ることとして元漁師もいたので自信を持ってその湖で漁をしたのです。しかし、その夜は何も獲れなかったのです。それで彼らと舟は空しく岸に戻っていました。夜が明けたころ、イエスは岸に立っておられました。彼らはそれがイエスとはわかりませんでした。その方が舟の右側に網を打つように命じたのです。その命令は無謀のように思われましたが、彼らはお言葉に従って網を打ったところ、不思議にも魚が大量に獲れたのです。その時、彼らは3年前に同じ経験をしたことを思い出したのです。あの時も同じように何も魚が獲れなかった、けれどもイエスの言われた通りしたところ沢山の魚が獲れて、イエスが自分を弟子としてくださった。それを思い出し、岸にいる方が主と分かったのです。この御業を通して主がなおも自分たちを弟子として召しておられると確信したのです。私たちをも必要にして下さるのです。

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