2017年7月23日 礼拝説教要旨

キリストの名によって歩け

三好 晴夫 牧師

使徒言行録 第3章1-10節

主題聖句:「わたしには金や銀はないが、持っているものをあげよう。ナザレの人イエス・キリストの名によって立ち上がり、歩きなさい。」

                  使徒言行録第36

 

 主イエス・キリストの御名の力を覚えましょう。聖霊の降臨によって、主イエスがなさった不思議な御業が、使徒たちによっても行われたのです。その不思議な御業はどのようなものだったのでしょう。

 

使徒ぺトロとヨハネが、午後3時の祈りの時にエルサレム神殿に上った時に起こりました。彼ら二人が「美しい門」という神殿の門を通りかかったとき、そこに生まれながらに足の不自由な男が置かされていたのでした。その男が二人に施しを求めたとき、彼らは彼をじっと見つめ「わたしたちを見なさい」と言いました。その男は何かもらえると思って彼らをじっと見ました。その時です。ペトロは言いました。「わたしには金銀はない」。しかし「わたしの持っているものをあげます」。それは、私の大切な宝であるナザレ人イエス・キリストの名です。その名によって立ち上がり、歩きなさいとペトロは語って、彼を立ち上がらせたのです。彼はペトロの手助けで立ち上がって、神を賛美しながら神殿に入って行きました。

 

ペトロはどうしてそんなことを言ったのでしょうか。ペトロはイエスが真のキリスト救い主であると確信していたからです。このお方が、十字架の死の後、神によって復活し、神の右に座し、聖霊の姿でここにおられると信じていたからです。大切な宝であるキリストを信じていたからです。

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