2017年5月28日 礼拝説教要旨

約束の聖霊

三好 晴夫 牧師

使徒言行録 第1章3-11節

 

 

主題聖句:そして、彼らと食事を共にしていたとき、こう命じられた。「エルサレムを離れず、前にわたしから聞いた、父の約束されたものを待ちなさい。                                 

  使徒言行録第14

              

死人の中から復活された主イエスは、40日の間、使徒たちの前に姿を現され、数多くの決定的な証拠をもって、確かに復活され生きておられることを示されたのです。40日の間、主イエスは神の国について彼らに話されました。主イエスが地上を歩まれて宣教活動を始められた時以来、ずっと神の国が来たと語られていました。神の国とは、神のご支配です。主イエスの働きによって神がここにおられるのです。主イエスの復活によって一層神がご支配してくださるのだと教えられたのです。

 

しかし、主イエスはいつまでも使徒たちの前に目に見える姿で共におられるわけではありません。父なる神のもとに帰って行かれる時が近づいていました。主イエスは使徒たちに、これからなすべき使命を託されます。その使命は、主イエスが私たちを救うために御業を成し遂げられたことを証しすることです。その使命を行うことが出来るように、聖霊によるバプテスマが授けられるから、エルサレムを離れないで父なる神の約束された聖霊を待ちなさいと命じられました。

 

父なる神の約束された聖霊は、主イエスから教えられていた「別の弁護者」と呼ばれる方です。この聖霊がイエスを信じる人の心に住み、いつも共にいて助けてくださるのです。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です