2020年2月9日 礼拝説教要旨

 真理は自由にする

三好 晴夫 牧師

ヨハネによる福音書 第8章21-36節

 

 

主題聖句: あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする。」

         ヨハネによる福音書 第8章32節

 

今日、私たちは憲法によって基本的人権など様々な自由が保障されていて、法律の範囲内で自分の思いのままに行動することが許されています。自由を保障する国で自由な生活できることはありがたいです。でも、内的にも自由はあるかというと、様々な束縛や窮屈さがあります。世間体に、うわさに、しきたりに、因習や慣習に結構縛られています。欲望や罪の奴隷になっていないでしょうか。

 

今日の御言葉に、この奴隷とか自由のことが取り上げられています。このことは、私たちが人間として生きていく上で大切な問題です。

 

主イエスはご自分を信じたユダヤ人たちに、「わたしの言葉にとどまるならば、あなたたちは本当にわたしの弟子である。」と言われました。主イエスの本当の弟子となるためには、主イエスの語られた言葉にとどまることが大切だというのです。主イエスの言葉にとどまることは、主イエスの言葉に聞き続け、主イエスの言葉に立って生きることです。主イエスと親しく交わり、主イエスが自分の内にあるように主の言葉を心にとどめることです。そのようにしていくならば、「あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする」というのです。真理とは何でしょうか。本当のことです。それは主イエス・キリストのご人格と密接に関係のあるものです。主イエスこそ真理です。真理であるイエスは、私たちを罪から解放し、本当の自由に生きるようにしてくださるのです。

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