2018年8月12日 礼拝説教要旨

聖霊を受けるように

三好 晴夫 牧師

使徒言行録 第8章14-25節

主題聖句:人々は主イエスの名によって洗礼を受けていただけで、聖霊はまだだれの上にも降っていなかったからである。

                                           使徒言行録 第8章16節

 2千年前、約束の聖霊が主イエスの弟子たちに降り、確信に満ちた彼らが主イエスの福音を伝え始めた時から、聖霊の働きが大きく始まりました。聖霊は、父なる神と御子キリストから遣わされる神の霊です。この霊の働きによってこそ、私たちは神様が分かり、信じることができるのです。この聖霊こそが、仲違いしている人々を一つにするのです。

 

今日の箇所には、今まで仲違いしていたサマリアの人々が何と神の言葉を受け入れ、主イエスを信じたというニュースを聞いた、エルサレムの使徒たちが、サマリアにやって来て起こったことが記されています。

 

エルサレムの使徒ペトロとヨハネが見たのは、彼らサマリアの信仰者たちが主イエスの名によって洗礼を受けているが、聖霊が誰にも降っていない状況でした。どうしてなのか、詳しいことはわかりません。でも、サマリアの人々の信仰が不完全だったからだとも記されていません。その状況を見たペトロとヨハネが彼らの上に手を置いて祈ると、彼らは聖霊を受けたのです。それまで聖霊の導きが彼らにあったからこそ、彼らも主イエスを信じたはずです。さらに、もっと明らかな聖霊の導きとして外から見ても新たな力が与えられたとわかるような変化があったのです。そのことによってサマリアの信仰者も同じキリストの体であることが明らかにされました。この聖霊の導きを私たちも頂いています。

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