2018年5月20日 礼拝説教要旨

聖霊の降臨

三好 晴夫 牧師

使徒言行録 第2章1-11節

すると、一同は聖霊に満たされ、“霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。        

 使徒言行録 第2章4節

               

本日は、聖霊降臨日です。待っていた弟子たちの上に、約束通りに聖霊が降り、聖霊に満たされた彼らが大胆に主イエス・キリストを宣べ伝えたので、そのメッセージを聞いた人々が救われ、信じる者の群れが誕生したことを覚える日です。それゆえ、教会の誕生日とも言われます。

 

今日の聖書箇所を見ますと、弟子たちなど120名の人たちが集まって心合わせて熱心に祈っていました。そして五旬祭というユダヤの祭の日にも祈り続けていたところ、その日に聖霊が降ったのです。その様子は、彼らが祈っている所に、突然激しい風が吹いてくるような音が天から聞こえ、炎のような舌が分かれ分かれに現れて、一人一人の上に留まりました。それらは、聖霊がどのように現されたかを表わしたしるしでした。すると、一同が聖霊に満たされ、聖霊が語らせるままに、ほかの国の言葉で話し出したのです。神の霊に促されるようにして、大胆に神の偉大な御業を語り出したのです。それまでの彼らは、恐れ惑ってばかりいました。そんな彼らが、今、聖霊に満たされ、大胆にしかも、ほかの国の言葉で語り出したのです。神の聖霊のなされた御業です。

 

その物音を聞きつけた人々は、何事が起ったのかと気になって集まってきたところ、そこで弟子たちが大胆にしかも自分たちに分かる言葉で神の御業を語るのを見て聞いて、非常に驚いたのです。彼らの語る言葉を理解できたからです。今、み言葉を理解できるのも聖霊の御業です。

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