2018年5月13日 礼拝説教要旨

聖霊を受ける備え

三好 晴夫 牧師

使徒言行録 1章12-26節

 

主題聖句:彼らは皆、婦人たちやイエスの母マリア、またイエスの兄弟たちと心を合わせて熱心に祈っていた。    

使徒言行録 第1章14節

               

主イエスが天に上げられ姿が見えなくなりました。そこに現れた天使たちに励まされて、弟子たちは今自分のなすべきことを思い起こし、約束の聖霊を受ける備えを始めたのです。

 

その一つが、祈って約束の聖霊を待つことでした。彼らはエルサレムに戻り、泊まっていた家の上の部屋に集まって祈り続けたのです。

 

その祈りは、心を合わせての祈りでした。それぞれ個人個人に祈るのではなく、心を合わせて祈ったのです。そこには、イスカリオテのユダを除く11人の弟子たちがいました。最後まで主イエスにそばにいた婦人たちがいました。イエスの母マリアとイエスの兄弟たちもいました。色々な背景の違う人たちが心合わせて祈ったのです。それは彼らに復活された主イエスは現れて、イエスが真の救い主と信じるようになっていたからです。彼らは主イエスの語られた教え、その御業、特に十字架と復活の御業を覚えて、その恵みを思い、心合わせて祈ったのです。

 

しかも熱心に祈っていたのです。祈りに打ち込んでいたのです。彼らは主イエスを天に送り、これから自分たちはどうしたらよいかと、祈るどころではない忙しさもあったでしょう。しかし、彼らはひたすら祈りに打ち込んでいたのです。祈りこそ、突破口を開くかぎと信じていたからです。祈って約束の聖霊を待つことが今なすべきことと信じ、祈りながら待ったのです。私たちも聖霊を受けるために熱心に祈り続けよう。

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