2017年7月16日 礼拝説教要旨

皆一つになって

三好 晴夫 牧師

使徒言行録 第2章43-47節

主題聖句:信者たちは皆一つになって、すべての物を共有にし、財産や持ち物を売り、おのおのの必要に応じて、皆がそれを分け合った。

  使徒言行録第24445

              

教会というと、建物、教わる場所をイメージしている場合が多いようですが、教会は、神に呼び集められた群れという意味です。信仰共同体です。最初に誕生した教会は大変魅力的で多くの人が集まっていました。その生活の様子を見ながら、私たちの教会もそのようになるためにどうしたらよいのか考えてみたいのです。

 

最初の教会の信者たちは皆一つになって、すべての物を共有にしていたとあります。信者たちはイエスをまことの主、救い主と信じていました。ですから、同じ救い主を信じる仲間であると受け止めて、互いに苦しみも悲しみも受け止め合い助け合おうとしました。彼らは、強制されてそうしたのではなく、神への感謝からキリストに従う思いから、自分の物は自分だけの物としなかったのです。貧しく困った人がいたら助けるために自発的に自分の物を差し出しました。心から用立てました。毎日ひたすら心を一つにして集まって神を賛美していました。日々キリストの恵みを覚え、神を賛美したのです。そういう恵みを喜び感謝する姿に見倣いたいです。

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